あなただけの情景を作り、走らせる喜びを。
鉄道模型ジオラマ
鉄道模型ジオラマは、人物、建物、乗り物といった立体模型と一緒に風景全体も小さい模型にして楽しめるジオラマのことを言います。動きはない情景模型なのですが、その中にさまざまな物語があって動きも合って、ジオラマというのはあるお話の中のワンシーン、一コマなのです。
それを作っている人の人生観や想像力によって鉄道模型ジオラマはとても変わってきて、それだけではなく見る人の感性によってもそれは変わります。 鉄道模型ジオラマは、列車を走らせることはありませんが、その代わりに、レールを途中で途切れさせることも可能です。
駅だけに限定して作ることだってできます。 鉄道模型レイアウトになると、列車が走れるスペースを用意しなければいけませんからどうしても、規模やサイズが大きくなります。 そうなれば収納に困りますが、ジオラマならその心配はないのです。
鉄道模型ジオラマは、人によって違いがあり、凝ったものにしようと思ったら木一つとってみても、1本1本手作りにしている人もいますし、市販のものを購入して使う人もいるので、本当にアレンジはさまざまです。
鉄道模型ジオラマのレイアウト
鉄道模型で、車両が風景の一部になっていて動かない、固定されているものはジオラマといいます。
それに対して車両が動く、走るものはレイアウトと呼んでいます。
鉄道模型ジオラマは、そのときの瞬間を立体的に、まるで切り取ったかのような、映画のワンシーンのイメージで、動かないのです。 写真ではなく立体で残したといった感じです。
鉄道模型ジオラマは、基本になる台座の上に、地面や建物などを作っていて、主役になるようなメインの模型も並べて作ります。 いってみれば立体表現されている静止画なのです。
走らせることはありませんので、展示させる台をジオラマとして扱って、そして走らせることを前提においた鉄道模型とほかの模型との違いです。
ですが鉄道模型レイアウトも、ジオラマもよく似た性格を持っていることもあります。モジュールレイアウトは、どちらの共通点も持ち合わせているのです。 普段のときはジオラマという形で使って、運転の会のときには、友達同士でもちよってレイアウトにして運転するといった使い方をするのです。